maato’s blog

興味のあることや、これはと思ったことをゆるく情報発信していきます。本ブログで述べられている意見は、私自身の意見であり、所属する団体、企業の見解を反映したものではありません。

生物とAppleと初詣と宇宙から考えた多様性

タイトルから何を言ってるのかわかりません。

 

今日ふと見たものから、最近の出来事で感じたことを思い出し、接点を見つけ、結びつけて、一つのことを考えてみる、そんな点と点を結びつけることが好きです。

 

というか、ついふとそんなことをやってしまう、考えてしまいます。

 

個性がなくなる危機

きっかけとなった、朝通勤電車でふと見つけたTwitter

 鹿児島県立博物館の「企画展「子どもたちにも伝えたい生物多様性」の展示だそうです。

「子どもたち”にも”伝えたい生物多様性」なので、ご注意。

 

しかし、 非常に興味深い絵です。

一度個性が減ると、数が増えたとしても絶滅につながる。

こういうの、ボトルネック効果っていうらしいです。

ja.wikipedia.org

一瞬これを見て、人間世界や組織でも同じだよな、と思ったのですが、半分そうかもしれませんが、半分は違うと思いました。

 

半分違うというのは、人間世界や組織であれば、”絶滅”というのものは考えづらいため、新たに新しい個性を持つ人間を”追加”することの可能性がゼロではないからです。そこはレッドリストにのっているような種とはきっと異なります。

ただ半分そうかもと思うのは、可能性がゼロではないにせよ、意識して新たな個性を、人間の集合体、組織といったものに取り込んでいかないと同じ個性のみの人間となってしまいます。結果として、ちょっとしたことで絶滅につながります。

 

なので、自分の会社、組織、コミュニティを考えたときに、”十分ありえる話”ですね。意識して多様な個性を持つ人を取り込み、ダイバーシティを持つ組織を意識して作っていく必要があります。 

 

Appleの店員

そんなことを思いながら、思い出したことがあります。

 

実はつい最近、会社のMac BookがSSDのリコールにかかってしまい、対応のためにApple表参道にいきました。(この出来事は、実はそこから考えた違うテーマで半分書きかけなのですが、まだ公開できていません。。。)

ふと対応の待ち時間にポケーっと店内の様子を見回しながら、感じたことがありました。それは店員のバランスが非常に取れている、なんか心地いいのです。

 

そのときふとつぶやいたTwitterがこちら。

 若者がお客の場合にも若者が対応できるし、少し年配の方には少し年配の方が老眼鏡片手に対応し、ギークっぽい人にはギークなエンジニア、怒ってるお客にはちょっとシニアな店員が対応。多種多様な国籍の人もいる。なんかすごいバランスよく設計されていて、とってもオープンな印象を受けるのです。

これほんと重要で見習いたい、と思ったことを思い出したのでした。

 

と思ったらこんな記事を見つけたのです。

project.nikkeibp.co.jp

 みなさんに、ちょっと質問させてください。この中に、このまま人生でスーツを着続けて過ごしたいという方はどのくらいいるんでしょう?少しいらっしゃいますね。では、できればスーツはやめたいという方は?……やはりたくさんいらっしゃるようです。

 ご存知の方も多いと思いますが、Appleの営業はスーツの着用が禁止です。そんな、みなさんにとっては別世界と感じられるかもしれない世界の話を、これからお話しようと思います。

なんと、Appleの営業ってスーツ禁止なの??

そうなのかー、なんとなくわかる気がします。見たことないし、イメージもない。

でもひねくれものの自分は、禁止っていわれると反発したくなるわけです。

 

スーツ=悪、なのか? と。

スーツ着たい人だっているじゃないか。スーツ好きな人だっているじゃないか。スーツ着たい日だってあるじゃないか。スーツ着たい人の多様性も認めるべきじゃないか。

 

まあ、でも「ご自由にどうぞ。スーツ着たければ止めません。ただ単純にAppleはそういう人は文化に合わないので入社はお断りです」てだけの話なんですけどね。。

 

初詣に思った多様性

そんなことを思いながら「俺ってスーツ着たいんだっけ?着ないといけないんだっけ?」と考えていたのですが、基本スーツ好きなのですが、スーツを着ることを決めている日、があります。

 

それは仕事始めの日です。

新卒1年目のときに父に「仕事始めはちゃんとスーツを着ていきない」といわれて以来、そう決めています。

私の父は工場あるいは土木の現場の作業ライン勤務だったので、スーツを着る日なんてありません。冠婚葬祭ぐらい。仕事始めの日だって着ていってませんでした。

でもそんな父が、なぜ私にそういったのかその真意は定かでありませんが、私はそう決めています。

 

またもう一つ自分で決めていることがあります。それは仕事始めの日には、毎年恒例の神社にお参りにいくことです。なので、仕事始めなので部署みんなでここに初詣にいこうーってのは実はあまり好きじゃありません。

自分の好きな神社に、ルーチンとしていきたいのです。

 

と考えたとき、神社も多様性です。不思議なものです。ざっくり「神様」なのに、商売の得意な神様、学問が得意な神様、健康が得意な神様など多種多様。

これって日本だけでなく、ヒンドゥー教も猿だったり象の神様がいて、みんな好きな神様にお参りいってますよね。

1つの宗教でたくさんの神がいて好みを選択するというのはなかなかおもしろいです。

 

ちなみに私が仕事始めにお参りにいく神社は、赤坂の猿田彦神社と、原宿の東郷神社です。

普通、仕事始めって商売繁盛の神様じゃないの?と思われるかもしれませんが、単純に自分は仕事の上で、商売繁盛よりも優先度が高い価値観があって、その優先度に順しているだけなのです。

 

それも多様性。

 

マルチバース

なんてことを思いながら、もう一つみつけたのが、宇宙ビジネス情報のTwitterでした。

 おーこれはマルチバースの話だ、読みてーーーと。

マルチバースとは、実はこの世の中は複数の宇宙が同時並行で動いていて、単一(ユニ)バースではなく、多元(マルチ)バースがあるのではという考え、むしろそういう理論じゃないとこの暗黒物質の考えは説明がつかないよね、って話(だったはず)です。

ja.wikipedia.org

 

マルチバースだって、宇宙の多様性なんですよ、きっと。

 

なんでこのマルチバースにすごく惹かれるのかというと、大学院時代の研究テーマが、陽電子:+の電子だったからです。

 

この世の中は、+の原子核とーの電子でできている、というのは当たり前なのですが、実は陽電子:+の電子も発生します。が、ーの電子とぶつかって、一瞬できえます。

ではなんでこの世の中は+の原子核とーの電子でできているのか?となると、ビッグバンのときにそう決まったから。なんでそう決まったのか?というとまだ謎に満ちているのです。

大学のときから、もしこの世が陽電子中心の世界だったらどうなるんだろう、とか、この世の中には陽電子中心の世界が実は存在するのではないか、ということをずっと妄想していて、そこにいってみたい、でもー電子の世界の自分はその世界にいったら一瞬で抹殺されるな、とか妄想していたのでした。

 

 

ちなみにこの陽電子みたいのを反粒子と呼びます。そして、圧倒的な+の原子核とーの電子の世界では、10の-9乗秒という一瞬で、ーの電子とくっついて一定の角度のエネルギーを放出して抹殺されます。

 

なんかそういう、理不尽に圧倒的デファクトをとれなかった反逆粒子、圧倒的多数のー電子に抹殺される、でも最後にこの世に存在した証拠としてエネルギーを放出して消えていく。

 

そんな陽電子大好きでした。

好きだぞ、そういう反骨キャラ。

どっかのマルチバースの世界では主役となっていてほしいぞ、陽電子

電子だってそういう多様性が認められるべきだぞ、てか、俺は認めるぞ。

 

ちなみにそんな反骨キャラの陽電子だって、実は実社会で非常に貢献しています。

健康診断のがん検診のPETがまさにそれです。

 

ganjoho.jp

反逆粒子で、すぐ抹殺されるけど、世の中に多大に貢献しているのだ!

 

結局何がいいたいのか

結局は 多様性て重要だね、ってこと、がいいたかったのです。(長すぎ)

 

そして、それを進めるためには、こんなことの醸成やっていかないといけないなーと思いました。

 

1.多様性を認める文化、基盤を作ること

2.個々が、「俺ってこういう人だよ!こういうの得意だよ!」って個性を持つこと、自覚すること

3.それを他者やコミュニティにちゃんと表現、アピールすること。そのアピールすることをよしとすること、アピールする人をきちんと評価すること

 

それは昨日、とある人から「俺はこういうところが得意です」ってプレゼンしてもらったときに、「もし、俺の強み、個性、特徴、プレゼンするならあれだな」てふと自問自答したことにもつながります。

 

意外に2,3って重要だよね。

まずは個々が意識と自覚ちゃんとしないと。

 

まとめ

ということで、今朝の通勤電車に乗っている間に考えたことを、文章に時系列に書いてみたらこんなタイトルと内容になっちゃいました。

 

うーん、今日も長文になってしまった。

そしてまた寝不足。。。