maato’s blog

興味のあることや、これはと思ったことをゆるく情報発信していきます。本ブログで述べられている意見は、私自身の意見であり、所属する団体、企業の見解を反映したものではありません。

ブロックチェーンとイノベーター理論

少し前にこんなブログを書きました。そこでは、Business Developmentを担当している私は、(みんなが思っているより)真面目に考えていて、特にイノベーター理論のどのフェーズか意識しているよ、って書いてみました。

maato.hatenablog.comそのブログの中で以下のような記載をしました。

最近はブロックチェーンに関わっています。ブロックチェーンはイノベーターから、アーリーアダプターのあたりでしょうか。 

正確な数字がないため、感覚的なものだし、日本においての感覚(とはいえ、グローバルやアジアの状況もグローバルで聞いているので日本だけでなく、包括的な感覚ですが)で記載したのですが、ちょうどブロックチェーンを開発してるHyperledgerがおもしろいことをTwitterでつぶやいていたので、備忘録として記載します。

ブロックチェーンは既にキャズムを超えてる??

その興味深いつぶやきはこちら。

 先週行われたMobile World Congressに合わせてのつぶやきで、「まさにブロックチェーンは通信会社がインベストする時代」「IBMOracleたちブース手伝ってくれてありがとう!」といったつぶやきでした。

何より興味深いのはこの図です。

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なんと、その、まさに今ブロックチェーン投資に熱い通信会社は、アーリーマジョリティーにいます。キャズムの後。つまり、ブロックチェーンの技術はすでにアーリーマジョリティーの世界に突入した、といっているのです。

まじか、すでにそこまでいってるのか??それってグローバルだよな?やっぱり日本は遅れてるの?てか、俺の感覚がおかしい???

当然ながらの疑問も

ただ当然ながら「何を対象としているのか」という疑問もあります。当然、私同様の驚きと同時に、それに突っ込んでいる人もいました。

 まあ、そうだよね、俺もそう思う。The fact that blockchain for the enterprise is anywhere near the “Early Majority” is shocking to me.だよ。

本当のことはどうなんでしょうね。

でも参考になる

以前のブログでこんなことを書きました。

重要なのは、今話ている製品(技術)はどのフェーズにあって、目の前のこの方はどこに所属される人なのか、だと思います。それがはまればはまるし、はずすと、何いってんだこいつ、って感じになります。その見極めを楽しみながら、ギリギリのところを見つけだすのは結構楽しいです。

当たり前ですが、実際は、今までの経験、勘、ニュース、会社規模などで、会う前には、「きっとこの人(会社)はここの分類に所属されるんだろうなあ」と仮設を立てていきます。 なるべく外さないためにも。ただもちろん例外部署だったり、例外な人もいるわけで、その意外性のところが、”ギリギリのところ”で楽しいわけです。

でも、上記Hyperledgerの図は、「このユースケースに興味がある人」あるいは「この分野の人」はこの分類になるよ、って表示しています。これって結構新鮮だし、ありがたい情報です。参考になります。

個人的には通信はもうちょっと前フェーズに分類されてもいいと思うんだけどなあ。

まとめ

世の中考えてみると、結構セオリー通り、イノベーター理論を使ってメッセージ出してるんだなあと気づくことが多いです。そしてそのメッセージや取り組みも非常に参考になります。

意識して世の中を見るかどうか、だけでも大きな差になっていくのではないでしょうか。

https://twitter.com/tylerwince/status/1101289800823234560

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