令和になって思ったこと
令和になりました。この二日間は、多くの日本人がそうであったように、感謝の気持ちと、将来への新たな期待の気持ちでいっぱいでした。
特にここまで日本人が「天皇」という存在に思いをよせ、改めて考える機会はあまりないのではないかと思います。多くの方が皇居に出向き、そして最後のお言葉と最初のお言葉を、リアルタイムで見たことだと思います。
そんな存在に本当になりたかった、ということは以前のブログでも書きました。
maato.hatenablog.com平成の振り返り
これはたまたまなのですが、GW前半で妻が急用で実家に帰ることになったので、私は息子と実家に帰り、のんびりしてきました。
平成最後にやり残したことは?と考えたとき、何か新しいことをやらなければ、というより、この30年の思い出の場所をたどりたいな、と思っていた自分には、たまたまとはいえ、とてもいい時間でした。
いつもよりのんびりした時間を過ごすことができたので、久しぶりに懐かしい場所をいろいろ探索してきました。保育園、小学校、中学校、近所の友だちの家付近、昔よく一人でいった田んぼど真ん中の踏切、小学校の頃よく行った山や交通公園。息子とたどりながらの日々でした。また、祖父母の墓参りもできました。中学卒業と同時に地元、親元を離れて一人暮らしをしているので、本当に何十年ぶりに訪れた場所は思い出せないぐらい変わっていたり、あるいはそのまま古くなっていたり。時間の経過を感じましたが、確かにそこには古き良き記憶がありました。
令和になって思うこと
「令和になってどんな時代にしたいですか」という問いに対して、「平成はどんな時代でしたか」という問いも対になるのではと思っています。
私にとって、平成は「育ててもらった時代」でした。小学生、中学生、高校生、大学、就職と本当にいろいろな方、家族、社会に育ててもらった時代だと思っています。
そんな私にとって、令和は「恩返しをしていく時代」だと思っています。今度は私が息子を育て、また社会に貢献し、恩返しをしていく番。ここからは気持ちを新たに社会に、これからの時代を担う若手や子どもたちに、貢献していきたいと思います。
奇しくも、自分が平成を迎えたと同じ年頃の息子が、今度は令和の時代を迎えました。
きっと世の中はそういうふうにできているのかなと思った二日間でした。