読書 ちきりん著「自分のアタマで考えよう」を読んだ
だいぶ久しぶりのブログの更新です。
ちきりん氏の「自分のアタマで考えよう」を読みました。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 30人 クリック: 893回
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ちきりん氏のTwitter、ブログはいつもチェックしていて、その考え方には学ぶことが本当に多いのですが、数日前のちきりん氏のTwitterの書き込みを見て、ふと読みたくなりメルカリで購入して読みました。
本当に有名な名書なのでたくさんの書評やまとめがブログにあります。
それでも自分なりに考えることが多かったので、少し考えをまとめてみます。
特に心に残ったところ
- 思考は知識に騙される。
思考と知識は明確にわける。 - 最初に意思決定のプロセスを超具体的に決める
知らないことを知ることに熱中しない - 情報→思考→結論
作業を思考したと勘違いしない - 数字をみたら「なんでなの?」「だからなに?」の2つの問に答える
- すべての分析のスタートである比較は、縦と横
縦:時系列
横:他社比較 - 判断基準はシンプルに絞り込む
2☓2のマトリクスで - 自分自身の判断基準を作る
- 細部まで突き詰めて考えないと、思考を図にできない
不明確なまま残されていた思考部分を、図やグラフにできるまで考える - 思考の棚に、知識を整理して入れる
すると全体の意味が見えてくる
大量の思考の棚をつくっておくことで、情報感度を高めることができる - 知識を保存する=記憶する、ではなくて、思考の棚をつくる
思考の枠組みの中に、知識を入れることで洞察を得る - 空いている棚をいつも意識する
その棚に知識が入ると何がいえるのか、を意識する
気づき
- 改めて一日を振り返ってみると、一日で考えている時間は本当に少ない
実はそれは「情報の整理」だったり、「情報の加工」しているだけだったりする
これ結構怖いなと思って、そのつもりになっていることは確かに多い
考えること=「なぜ」「で、何なの?」をもっと意識しないと。 - 思考の棚はたしかに自分でも持っている、けど、大量の思考の棚が重要
数が多いことで、新たな組み合わせ、新たな意味創出ができる
自分は数があまりないがそこにたくさん入れている。
ではなくて、たくさん棚をもって、知識が空いている棚を意識すべき。 - 最近は知識の取得と整理に注力しすぎていて、自分で考える時間が少なかったもなあと痛感。それが要領がいいと思っていたふしもある。
もっと、「自分のアタマで」深く考える癖をつけていかないとなあ
今後
- アウトプットを意識したインプットをしていこう
そのアウトプットは自分らしい視点なのか、ちゃんと自分で考えたのか - 思考の棚をたくさんもとう
もっともっと視野を広く